レーザー彫刻機を導入するとどんなことが出来るのか?

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レーザー彫刻機の導入を検討するきっかけとしてどんな事例があるのかご紹介いたします。

当社は、ローランドDGやミマキエンジニアリングの卓上彫刻機を累計1,000台以上販売してきた実績があります。そのユーザー様からの機器の買い替えや、併設の需要がまず目立ちます。

スポーツ表彰業界

トロフィーの銘板

スポーツ表彰業界での彫刻では、彫刻機の代表的な用例は

  1. アルマイト染色のトロフィー用プレートに文字を発色させる。
  2. クリスタルや透明アクリル、銘木製の表彰楯に文字やロゴを彫刻する。

この二つで、レーザー彫刻機ならいずれも従来のルーター型彫刻機より素早く簡単に、しかも効率的な処理が出来て好評です。ところが、レーザー彫刻機は、さらにこれ以外に派生する商材が多いのが驚かされるほどの特徴で、まず目立って多いのが

  • タカラハリロンやダイヤモンドマークなどユニフォームに貼り付ける装飾ニット生地を従来の方法より精緻でしかも迅速にヒートカットができる。
  • バットやグローブ、ラケットやストックなど幅広いスポーツ用具に名入れができる。
  • 参加賞や創立記念品になる低額の名入れコースターや名入れ筆記具などを店頭で機動的に必要なだけ製品化できる。
  • グローブ製造の際に出る端材のヌメ革やバットと同じ素材のアオダモで作ったマスコットバットやバッグチャームなどの既成商材に名前や背番号を名入れできる。
  • ゴルフバッグやスポーツバッグの名札や学校関係の名札の彫刻ができる。

スポーツ表彰業界は、とにかくレーザー彫刻機が一台で何役もできるメリットがあります。スポーツ表彰業界の加工事例は、こちらをご参照ください。

安定的に長期間品質の変わらないレーザー彫刻機を、レーザー出力とサイズに余裕をもって選定していただくことがとても大切です。

機械彫刻の業界

プラスチックプレート

機械彫刻の業界では、白吹きと呼ばれる透明アクリルに片面だけホワイト塗装した材料で、装置銘板を裏彫りして墨入れする代表的仕事があります。

彫刻刃を使用する従来の方法では、文字サイズによっていちいち太さの違う刃物に交換する手間がありました。

また彫刻刃では、線文字を彫るだけですから、丸ゴシック系の書体しか効率的に彫刻できません。

レーザー彫刻の場合は、プリンタと同じように画面上にレイアウトした文字はすべて彫刻できます。

またアクリルは、材料のカットも同じ機械で出来ますから、位置合わせや固定の手間が軽減できます。墨入れはカットの前にアクリルの一面全体を同時に行えますから効率的です。

カット面の仕上がりも、EPILOG社製のレーザー彫刻機の場合はとてもきれいですから、仕上げの後工程が必要ありません。

レーサー彫刻機ならルーター型彫刻機と比べて、彫刻作業の合理化、省力化では圧倒的な効果が見込まれます。

透明アクリル以外のパールやカラー板ももちろん彫刻できますが、彫刻した後マスキングテープを使えば何色でも色入れ出来ます。

色入れ不要の二層版と呼ばれる素材もありますが、色表現が二色で単調なのと材料が高価なため、作業が簡単というメリットがあるのですが、利益率は劣ってしまいます。

機械彫刻の業界で、その次に多いのが胸章と呼ばれる胸につける名札です。

最近はUVダイレクトプリンタの普及で社章や校章、企業ロゴなどと合わせて名前も一緒に印刷できるので、レーザー彫刻機では印刷した後の材料カットの作業だけ行う方法がよくとられています。

その理由は、名前だけレーザーで彫る方が手間と時間がかかるためです。

ほかにも機械のシリアルプレートの製作があります。シリアルプレートは、従来アルマイト染色やエッチングで窓枠を空欄にして作ったアルミプレートに彫刻機や打刻機で機番や型番を入れていましたが、手間とコストがかかります。

アルミプレート

当社で開発した「ADブラック」というアルミ板を使い、そこにレーザー彫刻を行うと、アルマイト染色やエッチングの工程を経ずに、全面ブラックのプレートに文字だけ光沢のあるアルミ地金で表現することが出来ます。

機械彫刻の業界では、他にもコインロッカーの番号札やホテルのクロークで使う番号札、室名札、案内表示板の彫刻等々、レーザーで出来る仕事は広範囲に広がります。

機械彫刻の業界の加工事例は、こちらをご参照ください。

意外な利用方法としては、本来CO2レーザー彫刻機では彫れないステンレス銘板に、レーザー照射で黒く発色凝着する薬品を塗布して文字を表現する方法がありますが、この詳細は別のコラム「CO2レーザー彫刻機でステンレスにマーキングをする方法について」に記載しておりますのでぜひご覧ください。

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