事業再構築補助金で新規事業をお考えの方は、「業態転換」が該当いたします。次の条件に合致すると、補助金の条件を満たします。
- 製造方法等の新規性
- 製品の新規性またはデジタル活用の要件
- 5年以内に新製品の売上占有率が10%以上になる計画性を持つ必要があります。
詳細は経済産業省事業再構築補助金をご覧ください。
当社によくお問い合わせをいただく内容として、次のような業態転換がございます。
外注していた大型スタンプの内製化
当社の高速ルーター彫刻機を用いると、15分程度でオリジナルの大型スタンプを製造可能です。当社オリジナルの彫刻用新素材「ミルキーラバー」とルーター彫刻を組み合わせることで、製造方法にも製品にも新規性があります。ハンコを自店で製造しながらスタンプは外注していた印章業者様から、「スタンプを内製化したい」とのお問い合わせをいただいています。
小ロットで社章を製造
今まで金型を外注してプレス方式で社章を製造をしていた業者様から、小ロットで真鍮や金銀製の社章を直接削り出せるレーター彫刻機のお問い合わせをいただいています。大ロットの場合は納期とコストのかかる金型を用いるほうが一般的ですが、小ロットの場合はルーター彫刻機で直接製品を彫刻するため、短納期かつローコストの製造方法には理にかなった新規性があります。
人造大理石ペット位牌の新規参入
木製の位牌を製造していた業者様から、人造大理石のペット位牌の製造ができるルーター彫刻機のお問い合わせをいただいています。これも業態転換に該当するようです。
年賀状などの印刷で手刷り用の版木に新規参入
最近は、高級思考や手作り風が静かなブームになっています。写真のような版木の製造を、普段から慣れていない人が彫刻刀で彫ることは大変危険です。ルーター彫刻機とCAD/CAMを組み合わせれば、木口やチタンのハンコだけでなく版木の彫刻まで事業化できます。年賀状印刷受注の一環として、手刷り用の版木を勧めてみてはいかがでしょうか?