レーザーを使った皮革製品の製作事例

トップ > 加工ノウハウ・アーカイブ > レーザーを使った皮革製品の製作事例

皮革製品は、木材と同様にレーザーによって焼き付け名入れと切り抜きが低出力で簡単に出来ます。ここでは既製品の革製コースター、色の違う革の端材を使ってジグソーパズル模様や幾何学的な模様を切り抜いてマウスパッドを作ってみました。また、マスコットグローブの名入れをいたしました。

革製コースターのレーザー名入れ

革製コースターのレーザー名入れ

写真はレーザーで名入れをした、革製コースターです。細かい線も美しく仕上がっています。

マウスパッドの製作1(幾何学的な模様のレーザー切断)

マウスパッドの製作1(幾何学的な模様のレーザー切断)

異なる色の皮をレーザーで切り抜いて、組み合わせたものです。

マウスパッドの製作2(ジグソーパズル模様のレーザー切断)

マウスパッドの製作2(ジグソーパズル模様のレーザー切断)

同様に、パズルのような複雑な形状でも、レーザーで切り抜くことができます。

切り抜きの場合はカット断面が隠れるのである程度の焦げや変色は気にならないと思います。表面に浸み出したヤニや焦げはアルコールクリーナーでふき取るくらいで十分ではないでしょうか。マスキングテープを貼って表面からレーザーを当てる方がきれいに抜けます。

マウスパッドを製作する場合はベースの滑り止めになるウレタンゴムマットに皮革用ボンドで各ピースを貼り付けてゆくだけで完成します。

マスコットグローブのレーザー名入れ

マスコットグローブのレーザー名入れ

マスコットグローブのチャームやキーフォルダーの場合はレーザーで切り抜くより型抜きした量産品を使用したほうが、カット断面の変色や焦げの心配がなくユーザーの好みにも合っています。ただし、名入れに関しては黒や焦げ茶色など色の濃いものは名入れ部分がわかりにくいということに留意しましょう。

本物の硬式用グローブを作るときに出た端材をトムソン刃で打ち抜いたマスコットグローブでレーザーの焼き名入れしやすい色の製品もあります。

キーフォルダースネークやフックも併せ、当社でも安価で販売していますからお気軽にお問い合わせください。

加工ノウハウ・アーカイブに戻る

ページトップ