レーザー彫刻機を利用する実例として、以前にフィンランドとバルト三国の観光した際に買ってきたり、お土産売り場で撮影した、レーザー加工されたグッズの画像がいろいろあるのでご紹介してみましょう。家具や雑貨などにも「北欧デザイン」という言葉があるようですが、日本やアジア圏のものとは一味違う、深い趣のものがあることに気付かされます。
また、このようなお土産品を見ていると、レーザー彫刻機を利用することで、どのような商品を開発できそうか、アイデアの源泉にもなります。
鍋敷き
まずは、広葉樹の板をメイプルの葉の形状にレーザーで切り抜いて下板に貼り合わせた鍋敷きです。

5枚の葉と中央の花の配置が、装飾性を高めているばかりか、それぞれの隙間が熱を逃がす構造になっています。
レーザーでの切断面は黒く焦げていて、それも装飾の一部として機能しています。
木をレーザーで切断するときには、レーザー出力が大きい装置を利用すると、断面が比較的きれいに切断できます。
チャーム
ラトビア名産の琥珀破片を隙間に詰めた、シナ合板製の吊り下げチャームです。

チャームの形状は、レーザーのカットモードで切り抜き、琥珀の粒子を敷き詰める部分はラスター彫刻で彫り下げ、さらにレーザーで図柄の彫刻を加えています。
コースター
薄板をレーザーで切り抜いた木製のコースターです。デザインがとても美しいと思います。

レーザーを活用することで、このように、比較的細い線まで加工できます。
フィンランドといえばムーミンの故郷ですが、ムーミンがレーザー彫刻された木製コースターをお土産売り場で発見したので購入しました。材質は白樺です。版権使用料の分だけやはりお高くなっています。

こちらはスナフキンの木製コースターです。

ムーミンのコースターは、こちらの公式ホームページでも購入ができます。
円形の木の板にレーザービームを走らせることで、木に焦げ目をつけ、イラストを彫刻しています。
これと同じようなイラスト入り木製コースターをZING16で製作する方法は、ドローソフトでイラスト画像を作成し、ZING16に木製の板をセットします。そして、ドローソフトの印刷出力をして、送り速度やレーザー出力を調整して実行するだけといった、シンプルな操作で製作できます。
木製組み立てキット
薄板切り抜きされた板を組み合わせてトナカイの組み立てるキットを購入しました。
35ユーロの値札が付いています。日本円に換算すると4,500円くらいしますから、材料費から考えるととても利益率が高い高付加価値の商品と言えます。ただし「売れれば」の話ですが・・

木製パズル
犬や猫の形を組み合わせた子供用のパズルを購入しました。
こちらは、犬の木製パズルです。

木枠の中にすべての動物がスッポリと収まるように配置するパズルです。木の板をレーザー加工機で切り抜いて制作されたものです。
こちらが猫の木製パズルです。

アクリル製のブローチ
アクリルの板を切り抜いき、色付けをしてブローチにしたものです。
これは一つ10ユーロの値段がついています。
日本円に換算して1,350円
どういった客層が購入するのでしょうか?
興味がありますね。
こういったアクリル製の小物も、レーザー加工機で切断して製作することができます。